こんな人・症状に

 
【鍼灸治療】の適応症
 

「積聚(しゃくじゅ)治療」では、身体のバランスが崩れてそこに根元的な「冷え」が生ずると病気になり、さまざまな症状として現れると考えます。
治療の目的は、その「冷え」を取り除き、「自己治癒力」を回復させることです。
その結果、現れているさまざまな不快な症状が和らいでゆきますので、どの病気が鍼灸での治療に適しているかという区別は、本来ありません。
勿論、大量の出血を伴い緊急の外科手術が必要な場合や、急な発熱や痛みで、救急処置が必要な場合などには向きませんが、原因のはっきりしない辛い症状、慢性疾患、下痢や便秘、魚の目、関節痛、加齢や痛みによる運動制限、術後の体調管理、膠原病、アトピーなど、鍼灸の適応症は多岐にわたっています。

 
【鍼灸治療】が向いている方

重病などで身体が弱った方の養生には、消化のし易い重湯やお粥を徐々に与えてゆきます。 スタミナがつくからといきなり焼肉等を食べさせても、消化吸収ができずにかえって体力を消耗させてしまうからです。
「はり・灸」治療においても、その方の身体が処理しきれるような「質と量」の「刺激」が必要です。
「積聚治療」では、身体の変化を見ながらそのつど刺激の方法や量を調整して行きますので、年齢・性別・体力の有無に拘わらずどなたにでも、治療を受けて頂けます。

 
【病を治すのはご自身なのです】
「はり・灸」は、身体が治ってゆく方向へと踏み出すきっかけを作り、さらに後押しをして治癒のお手伝いをするだけで、本当に治すのはご自身の「治癒力」なのです。ですから治療を受けた当日の安静・睡眠はとても大切です。
 
【どのくらいで治るのか】

その病にかかってから経過した時間と、その方の体力に依ります。
一般的には、病が古いほど・身体に疲労が蓄積しているほど、症状の改善には時間が掛かります。

 
WHO(世界保健機関)で鍼灸療法の有効性を認めた病気(参考資料)
【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー

【運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防

【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊

【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎

【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善